5月より、「TellMe(テルミー)特集」と題し、SPコード(音声コード)・TellMeについての記事を載せていきます。かなり基本的な説明になりますが、少しお付き合い下さい。
今回のテーマ「SPコード(音声コード)とは?」率直に答えを言うならば、こちらです↓
分かりやすいように、実際のサイズより多少拡大してあります。
どこかで見たことがあるな…と思われた方。
恐らく
「QRコード」に似ているからでしょう。
QRコードを例に挙げて説明します。
QRコードの仕組みはご存知だと思いますが…一応。
「QRコード」はURLなどの文字情報を白と黒の2次元コード(画像)にしたもので、
それを携帯電話で読み取ることにより、コード化された文字を読むことが出来ます。
「SPコード(音声コード)」も原理は同じです。
文字情報を、上の画像のような2次元コードにしています。
なんだ、同じ物なんだ。
そう思ってはいけません。
原理は同じでも、その性質は全く違うものです。
最も大きな違いは、
「SPコード(音声コード)」は「目が不自由な方の為に作られた物」だという事です。
それについての詳しい説明は、弊社ホームページの「テルミーとは?」をご参照下さい。要するに、QRコードの様に「文字を表示する」のではありません。
SPコード(音声コード)は、「音声を聞かせてくれる」のです。QRコードを携帯電話で読み取り文字が表示されるように、
SPコード(音声コード)にも、それを読み取って音声を聞かせてくれる機械が存在します。
それが
「TellMe(テルミー)」です。
QRコード 携帯電話で
コードを読み取る 文字が読めるSPコード テルミーで
コードを読み取る 音声が聞けるということです。
「通常の印刷物」は、
文字を読むことが出来る方にしか理解できません。しかし、SPコード(音声コード)を「通常の印刷物」に一緒に印刷し「TellMe(テルミー)」に読み取らせると、情報を音声で読み上げてくれるので、
どなたでも簡単に紙媒体から情報を得ることができるのです。ただし、コード化できる文字数というのが決まっていて、
SPコード(音声コード)は、最大800文字程度です。
(QRコードは「かなや漢字」で最大1,817文字程度と言われています。)
また、TellMe(テルミー)で読み取る為、印刷する位置や大きさも決められています。
今後の更新予定・TellMe(テルミー)とは?読み取り方について
・SPコード(音声コード)の作成法
・SPコード(音声コード)の面白い使い方
・SPコード(音声コード)を付けると良い印刷物は?